RoomBoss内でのOTA料金の管理
設定
既存のプランも価格差のある新しい派生プランを作成し、それらをリンクさせることもできます。
派生プランの設定についてはこちらをご参照ください。
OTA別接続の注意点
Booking.com
- 部屋タイプごとに複数の料金プランに対応。
- 施設は人数別の料金(Occupancy Based Pricing)を使用するよう設定する必要があります。RoomBoss側で貴社に代わりBooking.comでこの設定を更新することもできます。
- RoomBossは基本人数から最大人数までのすべての人数別レベルの料金をプッシュします。
- Booking.comの料金設定は最大大人人数を基準としており、RoomBossの料金設定は最大宿泊人数を基準としています。そのため、正しく料金を連動させるためには、これらの値を一致させる必要があります。
- 1泊単位で設定可能な制限:
- 販売停止(Closed)
- 到着日販売停止(Closed to Arrival)
- 出発日販売停止(Closed to Departure)
- 最低宿泊日数(Min Length of Stay)
- 最長宿泊日数(Max Length of Stay)
- 最短・最長予約受付期間(Min/Max Advance)
- 最低宿泊日数(MinLOS)の制限事項は、施設のBooking.com設定に基づき上限が決まります(長期滞在が有効になっていない場合、デフォルトの最大は30泊です)。詳しくはこちらをご覧ください。
- もし許容範囲を超える最低宿泊日数の値が送信された場合でも、Booking.comは警告やエラーを返さずに自動的に許容値に調整します。
Airbnb
- 部屋タイプごとに1つの料金プランに対応。
- RoomBossは基本人数の料金をプッシュします。追加人数分の料金についてはRB Channel Managerダッシュボードで行います。
リンクさせたい1つの料金プランの設定が完了したら、RoomBossに接続をご依頼ください。
Airbnbのアカウント上で、レートプランに「Strict 30」または「Strict 60」のキャンセルポリシーを選択することは可能ですが、これらを選択した場合、以下のような影響があります:
- 日本・韓国・ハンガリー・シンガポール以外の国からは、これらのレートプランを予約することができ、予約にはそれぞれのキャンセルポリシーが適用されます。
- 一方で、日本・韓国・ハンガリー・シンガポール国内のユーザーには、一部のブラウザでこれらのレートプランが表示されず、予約ができなくなります。
そのため、日本・韓国・ハンガリー・シンガポールの施設では、「Strict 30」または「Strict 60」のキャンセルポリシーを選択しないことを推奨します。
Airbnbには、旧APIも存在し、この旧APIでは 1つのレートプランしか設定できず、基準人数(base occupancy)分の料金のみ対応しています。
新しいAPIへのアップグレード、または旧APIの利用を希望される場合は、RoomBossまでお問い合わせください。
新しい「Rate Plan API」を旧APIの代わりに利用する場合、Airbnb側でいくつかの制限が設けられています。詳細については以下をご参照ください。 Rate Plan APIの制限
Expedia
- 部屋タイプごとに複数の料金プランに対応。
- 施設は人数別の料金を使用するよう設定する必要があります。この設定についてはExpediaのサポートへご連絡ください。
- RoomBossは基本人数から最大人数までのすべての人数別レベルの料金をプッシュします。
- 1泊単位で設定可能な制限:
- 販売停止(Closed)
- 到着日販売停止(Closed to Arrival)
- 出発日販売停止(Closed to Departure)
- 最低宿泊日数(Min Length of Stay)
- 最長宿泊日数(Max Length of Stay)
- 料金プラン単位で設定可能な制限:
- 最短・最長予約受付期間(Min/Max Advance)
プランリンク後の作業
プランをリンクさせたら各OTA側で以下の作業を行ってください:
- リンクされたプランが期待通りに表示されているかを確認
- リンクされたプランのキャンセルポリシーを確認
- 古いプランを削除
プランリンク後の料金管理
設定が完了すると、OTAにリンクされたプランに影響を与える料金や制限の変更がOTAにプッシュされます。
OTAにリンクしたプランの料金を料金期間ページで管理することができます:
Base Rate Planの料金を(鉛筆のアイコンから)変更すると、派生する料金の値が自動的に更新され、リンク先のOTAにプッシュされます。
OTA Rate Planの鉛筆のアイコンで制限(最低/最大宿泊日数、プランの売止等)を変更し、OTAに異なる制限を設定することができます。ここで設定された制限はリンク先のOTAにプッシュされます。
より複雑な設定の例
様々なキャンセルポリシーの管理
Booking.com、Expedia、AirbnbなどのOTAではキャンセルポリシーは料金プランのレベルで設定されます。 別々のポリシーを設定したい場合には、別々の料金プランが必要であり、4つの料金プランを設定すると次のようになります:
OTAの夏と冬のプランがリンクされることになりますが、プランを分けることによって、夏と冬で異なるポリシーの設定が可能です。