チェックアウト後の支払いと売掛金の管理
予約がチェックアウトした月の期間が締められる時点で、すべての予約が全額支払い済となっているとは限りません。
トラストでは「オーナーに分配する前に、その金額がシステム内に存在している必要がある」というルールがあります。
つまり、予約をトラストへ移す(= オーナーへの支払い対象とする)前に、予約が全額支払い済であり、その支払いがトラストに転送されている必要があります。
チェックアウトした月の締め後に入金がある予約を管理する最も簡単な方法は、「売掛金」の勘定科目を使用することです。
- 未入金分の支払いを「売掛金」で予約に追加します。これは通常、予約作成時に行われ、支払日は予約のチェックイン日、またはチェックアウト日とすることが一般的です。
- これらの支払いはトラストに転送され、支払い金額分が借方に「売掛金」として記録されます。
- 実際に入金があったら、RoomBoss内の売掛調整 ページを使用して、売掛の調整を行います。
RoomBossには複数の売掛金支払い方法があり、例えば「Expedia売掛」や「Agoda売掛」など未回収金を用途ごとに管理できます。
売掛金残高がある予約(=未入金の予約)をどのように扱うかは、マネージャーがオーナーへ支払いを行うタイミングにより異なります。つまりマネージャーが「まだ入金を受け取っていない段階でオーナーに支払うかどうか」によって運用方法が変わります。
ケース 1: マネージャーが入金を受け取る前に、オーナーへ予約収益を支払う場合 (= 売掛金が未回収の状態で支払う場合):
この場合、予約がチェックアウト月に入金前の状態でトラストに転送されます。 オーナーには、その予約の会計項目(収益など)が、他の予約と同様にチェックアウトした月の明細に表示されます。
ケース 2: マネージャーが入金を受け取る前にはオーナーに予約収益を支払わない場合(= 売掛金が照合された後に支払う場合):
この運用を行う場合は、パッケージ内のすべての売掛金金額が照合されるまでトラストを確定できないようにアカウントを設定するようにご依頼ください。(つまり、照合が完了するまではオーナーに入金が計上されないようにします。
この方法で運用する場合: チェックアウト月に予約があるものの、まだトラストに転送されていない場合、その月のオーナーのレポートには次のように表示されます。
決済は保留中です。収支は今後の明細に表示されます。
支払いが調整され、予約が後の月に転送されると、チェックアウト月の明細には次のメッセージが表示されます。
期間が締められた後に予約は決済されました。収入と支出は2019年の4月の明細書に表示されます。
そして、会計上の仕訳(収入・経費の記録)は転送された月(この例では2019年4月)に反映されます。
売掛金の支払いの調整方法
ケース1/2、どちらの場合でも支払い管理と調整の手順は同じです。
以下は5月に発生した複数のExpedia売掛予約の例です:
- 予約に対して「Expedia売掛」の支払い方法を使用して全額の支払いを追加します。
- 売掛金として扱う日付(通常はチェックイン日またはチェックアウト日)を支払日に設定します。
- これらの支払いをトラストに転送します。(これにより支払日に基づいた借方の記録が「Expedia売掛」に作成されます。
- 通常通りこの予約のトラスト処理を行い、5月のトラスト期間を締めます。
この時点でマネージャー元帳の「Expedia売掛」には未回収金が残ります。これは オムニバスレポートで確認ができます。 この例では、218,500円の未回収残高がある状態です:
Expediaからの入金後に手数料などはどのように考慮して調整すればいいでしょうか?
RoomBoss内でトラスト→ 売掛調整を開きます。
まだ調整されていないすべての売掛金がこのページに表示されます。
上記の画像では支払い方法を「Expedia売掛」に絞り込むフィルターを設定しており、合計218,500円の4件の支払いが表示されています。チェックボックスを使って調整したい支払いを選択し「次へ」をクリックします。
多くの場合、これらの予約で受け取る金額は予約金額の全額ではありません。 そのため、処理を進める前に手数料や銀行手数料などを追加して支払い総額のバランスをとる必要があります。(ここで使用する勘定科目はカスタマイズ可能です)
バランスがとれたら、発生日を選択(開いている期間内)して、「調整」をクリックします。
オムニバスレポートで確認すると、「Expedia売掛」には未回収金は残っておらず、手数料、銀行手数料に借方の記録が作成されていることが確認できます。