概要
このページでは、RoomBoss信託勘定(トラスト)の基本操作と概要を説明します。
設定
トラストアカウントの設定は、弊社RoomBossと連携して完了していただきます。勘定科目一覧の設定、オーナー契約のモデル化、清掃料金の設定(必要な場合)などを行います。
トラスト期間内の会計処理(暦月の1ヶ月)
トラストの会計期間は1ヶ月ごとです。毎月開始し、仕訳入力され、期間の締め処理が行われます。締め処理後のトラスト期間を再び開始することはできません。
トラスト期間の仕訳入力は、次のように行います:
宿泊客や代理店から受理した入金をトラストに移行した場合。その日付も一緒に記録されます。
チェックアウト後の完了した予約をトラストに移行した場合。
期間内の請求やオーナー出金・入金に対する仕訳入力を行った場合。
1つ期間の会計処理が完了するまでの手順は、次の通り
1ヶ月のトラスト期間を開始する
メニュー → トラスト → 設定 → 期間 を開きます。
入金の移行
メニュー → トラスト → 入金の移行 を開きます。
期間内の支払済も未払い分も全てトラストに移動する必要があります。予約金として受理した全ての入金をトラストに移行されます。
受理した入金をトラストに移行することにより、予約をトラストに移行する際に、オーナーに貸方として記入された金額を受け取ることができます。そのため、パッケージの全額支払いがトラストに移行されない限り、予約をトラストに移行することはできません。
パッケージの確定
メニュー → トラスト → パッケージの確定 を開きます。
全てのパッケージは、トラストへ移行される前に確定されなければなりません。確定することでパッケージは編集不可の状態にロックされ、会計処理完了後に予約及びトラストアカウントのルールに逸脱することを避けることができます。
パッケージを確定するための条件:
予約がチェックアウトしていること
全額入金済みであること
全額の入金分がトラストに移行されていること
パッケージ内の宿泊予約に対して部屋割りが完了していること
ハウスキーピング
RoomBossのハウスキーピング設定に基づいてオーナーに請求するハウスキーピング料金を計算したい場合は、予約をトラストに移行する前にハウスキーピングのタスクが設定されていなければなりません。RoomBossハウスキーピング設定の詳細は<こちらをご確認ください。
予約を移行
メニュー → トラスト → 宿泊を移行 を開きます。
予約をトラストへ移行する際は、適切な処理を行うことが大切です。また、オーナーとの契約が1つ以上存在する場合は、使用する契約を選択できます。承認日は当日の日付(移行日)、チェックアウト当日の日付、もしくはチェックアウトの月の最終日の3つの選択肢から選択・設定したう上、宿泊予約を移行することができます。
承認日は、勘定科目記入日(宿泊施設に対する収入がオーナーのものとなる日)となります。
ステップ2〜5が行われた後
入金の移行ページでは作業された期間内で項目がない状態となります。
入金の移行と宿泊を移行のページに項目がある場合は翌月に持ち越しする項目であることを必ずご確認ください。
もしそうでない場合は、上記2から5の案内を繰り返してください。
期間内の仕訳入力
オーナーの引落し・入金、及び電気代やガス代などのが仕訳入力可能です。
仕訳の入力は仕訳を入力するのページから手動入力、もしくはエクセルアップロードが可能です。
エクセルアップロードの詳細についてはこちらのページをご覧ください。
こちらの仕分は借方貸方記入であるため、1つ(またはそれ以上)の口座/元帳から全て入力され、残高は0(ゼロ)でなければなりません。
入力内容取消
トラスト期間の締め処理の前であれば、仕分や入金などの取消は入力内容取消のページで取り消しできます。
トラスト期間の締め処理
メニュー → トラスト → 設定 → 期間 を開きます。
トラスト期間の締め処理完了後は、1つの宿泊施設を所有するオーナー向けに、オーナー明細書を確認するためのリンクはオーナー明細書のページで表示されます。
複数の宿泊施設を所有するオーナーの場合、次のページで全ての施設が記載されている明細書を確認するためのリンクは メニュー → トラスト → 設定 → Link となります。
オーナー明細書は、貴社のブランドイメージなどに合わせてカスタマイズする事も可能です。お気軽にRoomBossまでご相談ください。
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